金赤の被せガラスをアシッドしたカメオ彫りのチューリップが美しく語りかけてきます。
まだ齢は若いお姉さんの春らしい風情といったところでしょうか・・・。
微妙な金赤の色彩が香り立つようです。

トーマス・ウェッブは1,931年4月に「カメオ・フルール」と命名したアートガラスのこのカメオガラスを作品化しました。
花はこのチューリップと百合の２パターンの花で、色は７色制作されましたが、この金赤が最も美しいのはいうまでもありません。
制作は１９３５年までの４年間です。
このバース（花瓶）は酸を二度かけて、地合いに細い透明の点状の斑をつくり出して、カメオのチューリップを引き立てています。

上質なクリスタルで重量も１．７�sほどあります。

価格はお問い合わせください。